top of page
執筆者の写真yuukisasaki

自分の力で楽譜を読む事の重要性

ピアノを初めてから初歩の段階でとても大切なこと。


それは、自分自身の力で楽譜が読めるようになる事。


初歩の段階で避けたいのは、教材の曲を弾く際に、録音やYoutubeばかりに頼って、楽譜をほとんど見ずに耳で覚えてしまう事!

これを繰り返すと自分自身で楽譜を読む力はつきません。そうなってしまうと、読譜力が十分に育っていないのに楽譜の難易度はどんどん上がっていき、後でとても苦労することになってしまいます。


音源やYoutubeは、最初に曲の雰囲気を掴む程度か、楽譜をある程度読んだ後に、答え合わせ的な感じで使うと良いでしょう。


さて、教本の新しい曲に取り組む時、まずは次の2つの要素を楽譜から読み取る事が重要です。


①音名(音高)

②リズム


①まずは音名がスラスラ読めるようになりたいです。初めて弾く曲をまず音読のように読んでみましょう。

声に出してはっきりドレミで読みます。


②リズムは、楽譜のリズムだけに注目します。拍子を1,2,3,4と数えながら、手拍子で音符をリズム打ちしましょう。

拍子は4拍子なら1,2,3,4、3拍子なら1,2,3と数えます。


勿論、①と②を同時にやってもいい(リズムに合わせてドレミを言う)ですし、音感がついてきた子なら、音程をつけて歌うのも良いでしょう。


新しい曲に取り組む時も、この繰り返しです。


基本をしっかりやっておけば、後々しっかりとしたクラシック曲に取り組む事ができます。


私はピアノの先生になって5年くらいですが、やはりまずはこの2つの力を身につけることの重要性を日々感じている所です。



閲覧数:48回0件のコメント

Comments


bottom of page